~風のまにまに~まにまにfarm blog

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畑の世界を丸っと観たい、実りで繋がる手仕事農事歴です。

楽しい自然散策を動物への害にしないために

🔴 山に入るときには豚熱対策を🔴


群馬県でも山々で紅葉シーズンを迎えていますね。
たまに耳に挟む畜産動物の大量殺処分には心苦しい思いをしていましたが、 楽しいハイキングが被害を拡大させる可能性があると知りまして、投稿させていただきます。
 先日自分が登山をしたときに、他人事でないことを知りました。


何万頭もの豚さんの命、 畜産農家の生活、対処をする方々の心労、全国の安定的食料供給、全国の安心食材確保の為の地味だけど、効果の高い対策になるなと思いました。


まず、自分が行ってきた水澤山のある群馬県渋川市からの今年8月時点での情報です。


山から帰るときはタイヤや靴底の泥をよく落とす
ハイキングや山菜取りなどのレジャー、山林での作業等で入山したら、下山時に車のタイヤや靴底などの泥をよく落としてください。
豚熱ウイルスがタイヤや靴などに付いたまま運ばれてしまうのを防ぎましょう。
なお、JAの給油所では消毒用噴霧器を置いており、ハイキングや山菜取りなどで山林に入った車両のタイヤ回りや靴底へのセルフ消毒に対応しています。
また、山で死亡した野生イノシシを発見した場合は、触らずに市役所農林課に連絡してください。(0279-22-2111)


下山してから一週間は畜産動物のいる環境に立ち入らない、と記述している市町村もありました。


以下は11/5時点での群馬県からの情報です。
豚熱(CSF)について
 豚熱(CSF)は、豚やいのししが感染する病気であり、強い伝染力と高い致死率が特徴です。感染豚は唾液、涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や汚染物品等との接触等により感染が拡大します。治療法は無く、発生した場合の家畜業界への影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されています。
消費者のみなさまへ
 豚熱は、豚やいのししの病気であって、人に感染することはありません。仮に豚熱にかかった豚の肉や臓器を食べても人体に影響はありません。また、感染豚の肉が、市場に出回ることはありません。